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2006/05/18

「2.3.1 あと1枚でハンドが完成する場合」続き

(「2.3.1 あと1枚でハンドが完成する場合」続き)

 前回の記事では、「期待されるカードが、ターンかリバーのいずれかでオープンされる組み合わせ」について考えましたが、ここにひとつの落とし穴があります。それは、期待されるカードがターンとリバーの「いずれにも」オープンされると困る場合がある、ということです。

 ここまで、例としてフラッシュ・ドローを挙げてきましたが、この「困る場合」の例としてもフラッシュ・ドローが分かりやすいかと思います。
 例えば、今、6s-Ksを持っていて、フロップに2s-9s-Adがオープンされ、あと1枚でフラッシュになるのは自分だけだとします。ここで、ターンにQsがオープンされました。フラッシュは完成です。しかし、リバーで7sがオープンされたとします。こうなると話は違います。ボードに4枚のスペードがあるのですから、手札に1枚のスペードがあればフラッシュは完成です。そして、それがAならナッツです。

 期待するカードがターンかリバーで1枚だけオープンされてほしいときの組み合わせは、Outs*(47-Outs)となります。あるいは、「いずれか」の組み合わせから、Outsのうちの2枚がオープンされる組み合わせを引いた数になります。
 フラッシュ・ドローの状態であれば、Outsは9枚なので、1枚だけオープンされてほしいときの組み合わせは 9*(47-9) で342通りとなります。よって、確率は 342 / 1081 = 0.3164(31.54%)で、ポットオッズは 2.16-to-1 となります。

 以下の表は、同じ状況におけるOutsに対する確率とポットオッズの一覧表です。

Outs確率ポットオッズ起こりうる場合の例
200.4995(%)1.00-to-1
190.4921(%)1.03-to-1
180.4829(%)1.07-to-1
170.4718(%)1.12-to-1
160.4588(%)1.18-to-1
150.4440(%)1.25-to-1フラッシュ・ドローかオープンエンド・ストレート・ドロー
140.4274(%)1.34-to-1
130.4089(%)1.45-to-1
120.3885(%)1.57-to-1ワン・ペアからツー・ペア
110.3663(%)1.73-to-1
100.3423(%)1.92-to-1
90.3164(%)2.16-to-1フラッシュ・ドロー
80.2886(%)2.46-to-1オープンエンド・ストレート・ドロー
70.2590(%)2.86-to-1
60.2276(%)3.39-to-1スリー・カードからフルハウス
50.1943(%)4.15-to-1
40.1591(%)5.28-to-1ガットショット・ストレート・ドロー
30.1221(%)7.19-to-1ハイ・カードから特定のワン・ペア
20.0833(%)11.0-to-1オープンエンド・ストレート・フラッシュ・ドロー
10.0426(%)22.5-to-1スリー・カードからフォー・カード

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