« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010/11/28

D7000でカスタム・ピクチャーコントロールを試す

 「D7000を購入したことと、ViewNX2その後の話」でD7000を購入した理由の1つに「ピクチャーコントロールを使用したい」と記載しましたが、正確には「カスタム・ピクチャーコントロールを使用したい」というのが理由の1つでした。
 Nikonが用意している6種類のピクチャー・コントロールを使用したかったわけではなく、ViewNXに付属の「Picture Control Utility」を使用して、自分で作成したピクチャーコントロールをカメラに入れて撮影してみたかったのです。
(念のため記載しておきますが、以降の話はRaw現像している人には、ほとんど関係ない話です)

 「D3」と「D300」から搭載されたピクチャーコントロールは、フラグシップ機に搭載されたという点から、以降のNikonの画像処理には必ず使用されるシステムだと理解しました。
 そこで、当時D40を使用していた私は、将来機種を変えたときに違和感がないように、D40ではRAW画像(NEFファイル)で保存し、ViewNXでピクチャーコントロールを変更してRAW現像するようにしていました(ちょっと変な考え方のような気もしますので、このことはいつか詳しく書こうと思っています)。

 「Picture Control Utility」では、Nikonが用意している6種類のピクチャーコントロールをベースに、「輪郭強調」「コントラスト・明るさ」「色の濃さ(彩度)」「色合い(色相)」を調整できます。私がもっとも使用したかったのは「コントラスト・明るさ」を「トーンカーブ」を使用して調整することです。

 「コントラスト・明るさ」をトーンカーブを使用して調整する方法は、詳しく解説しているサイトがいくつもあるのでそちらに譲りますが、私はニュートラルをベースにトーンカーブをS字にしてコントラストを強くしたものと、同じベースで逆S字にしてコントラストを弱くしたピクチャーコントロールを作成してみました。
 作成したピクチャーコントロールは「上書き...」ボタンで保存した後、「エクスポート...」でSDカードに出力し、そのSDカードを使用してD7000に設定しました。
 最初に「エクスポート...」を行なった際、SDカードはカードリーダーに挿入していたのですが、「ストレージメディアが見つからないか、メディアがご使用のカメラで初期化されていません」と表示され、少し戸惑いました。これは、「Picture Control Utility」がエクスポートする先は、カメラが用意するファイルPICCON01.NCPであるらしく、このファイルがないとエクスポート先が見つからないという状態になってしまうためのようです。SDカードをD7000でフォーマットした後、再びエクスポート作業を行なったところ、問題なくSDカードにエクスポートすることができました。
 SDカードにエクスポートしたピクチャーコントロールは、取説P.149の内容に従い、[カスタムピクチャーコントロール]画面で[メモリーカードを使用]を選び、[カメラに登録]を実行すれば登録できます。SDカードには99個のピクチャーコントロールを登録できるのですが、D7000に登録できるのは9個までだそうです。

20101128_001  ついでに、作成したピクチャーコントロールで撮影した画像も紹介しておきます。  右の写真は、トーンカーブをS字にしてコントラストを強くした写真です。

20101128_002  左の写真は、同じ場所で撮影したトーンカーブを逆S字にしてコントラストを弱くした写真です(シャッタースピード、絞り、ISO感度ともに、前の写真と全く同じです)。

 ずいぶん印象が異なるかと思います。
 今は、輪郭強調なども調整して、いろいろと試しているところです。

 ピクチャーコントロールは、RAW現像している人にとっては、特になくても良い機能だと思います。が、私のように撮影後のRAW現像が面倒だと思ってJpeg撮って出しを行なっている場合には、自分好みの絵作りができる「Picture Control Utility」とカスタム・ピクチャーコントロールの組み合わせは、とても便利な機能だと思ってます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/11/23

D7000の視野率約100%に期待した理由

 D40のファインダー視野率は約95%でした。このため、風景写真を撮る際に、余計なものが写り込んでいることがありました。

20101123_01  特に街中では、電線を極力避けるような構図を一生懸命探ったのに、結局外したはずの電線が写ってしまっていて、少し残念な思いをしたことも多々ありました(右の写真にある上部の電線のように)。

 冷静に考えると、そこまで厳密な構図を求めることは稀なので、余計に写りこむ分をざっくり計算して構図を選べばよいような気もします。また、厳密な構図を求めたところで、手持ち撮影を基本としているので、少し油断すれば、すぐに厳密な構図はずれてしまいます。何もよりも、眼鏡をかけてファインダーを覗いているためもあって、ファインダーの端から端までをひと目で見渡せていない、という致命的な問題点もあります。

 でも、見えていないことがストレスに感じるのです。

 ということで、D7000のファインダー視野率約100%に期待していました。
 結果は上々で、見えていないことに対するストレスは感じなくなりました。余計な物が写りこんでいた場合には、「自分の腕が悪いから」と納得することもできますし。

 と、期待していたのはファインダー視野率だったのですが、意外にも嬉しかったのは、ファインダー倍率の違いによる効果でした。
 D40のファインダー倍率約0.80倍に対して、D7000は約0.94倍です。
 被写体の見え方がまるで異なり、D7000では非常にクリアに見えます。そして、その効果もあるためか、「D40では無理」とあきらめていたマニュアル・フォーカスも、D7000では「これなら合わせられる」というぐらいピントの山がつかみやすくなっていました。
 ファインダー倍率って重要だったのですね。知らない、ということは恐ろしいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/11/20

D7000の高感度撮影に満足

 最近、家人の影響で、よく蟇股{かえるまた}(※1)の写真を良く撮るのですが、蟇股はだいたい屋根に日差しをさえぎられて陰になっています。また、高いところにある場合が多いので、18-200ズームレンズ(※2)の望遠側を使用して撮影しています。
 日差しの影にある被写体を撮影すると、昼間でも露光不足になりがちですが、ズームの望遠側を使用しているため、手ブレを抑えるために、できる限りシャッタースピードを上げたいところです。
 なお、三脚を使用すれば諸々の問題は解決するのですが、荷物を軽くしたいこともあり、私は手持ち撮影を基本としています。


※1 かえるまた
〔建〕(「蟇股」と書く) 社寺建築で荷重を支えるための部材。下方が開いて蛙の股のような形をしているからいう。後には装飾用。厚い板でできた板蟇股と、内部をくりぬいた本蟇股とがある。[広辞苑第三版より]

※2
 私が持っているのは古い方のAF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-EDです。今は、AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR IIAmazonで購入する)が販売されています。



Dsc_6134
 D40では、ViewNXで見た目の画質が主観的に耐えられるまで露出補正することを前提として、RAW画像保存で、感度は上げてもISO800にして、露出アンダー気味にしてシャッタースピードを稼ぐようにしていました(露出補正するのだから、最初からISO1600で撮影しても良かったのですが、いろいろと考えた結果です)。さすがに、D40でISO3200相当のHi1を使用する気にはなれませんでした。
 右の写真は、大徳寺の唐門の蟇股の一つです。
 レンズは上記の200mm側、ISOは800、絞りはf5.6(開放)にして、シャッタースピードが1/100秒です。ここは、比較的明るい部分だったので問題なく撮影できましたが、もう少し暗ければ、手ぶれは必死です。

Dsc_0718  D7000では、ISO3200とISO6400を使用して、蟇股を撮影してみました。

 左の写真は、神護寺の山門の蟇股の一つです。
 レンズは上記の200mm側、ISOは3200、絞りはf5.6(開放)にして、シャッタースピードが1/200秒です。11月で時刻が16時を回り、薄暗くなり始めた中でも問題なく撮影することができました。

Dsc_0377  右の写真は、京都御苑の建春門の蟇股の一つです。
 レンズは同じく上記の200mm側、ISOは6400、絞りはf5.6(開放)にして、シャッタースピードが1/160秒です。
 ほぼ快晴に近い天気だったのですが、その日差しの影の奥にあったため、相当暗くなっていました。

 光量が不足している被写体でも、高感度で撮れる安心感があると、撮影の幅が広がるのでとても満足しています。
 私は、他のメーカーのカメラのことは分かりませんが、おそらくどのメーカーのカメラでも、最近発売されたカメラでは同じような満足感が得られるのではないかと思います。技術の進歩に目を見張るばかりです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/11/14

D7000を購入したことと、ViewNX2その後の話

 年末に購入しようと考えていたNikonのD7000を、我慢できずに購入してしまいました。もう2週間も前に(つまり、発売3日目に)。
 2週間使ってみての感想は、幾つか気になる点はあるものの「我慢しなくて良かった」です。

 私がメインカメラをD40からD7000に換えようと考えていた理由は、

1.より高感度のISOを使用したい
2.視野率100%に近いファインダーを使用したい
3.ピクチャーコントロールを使用したい

というのが、主な理由でした。それぞれの細かい話は追々記載しますが、それぞれに満足しています。

 気になる点としては、「シャッターが軽く、半押しに慣れるのに時間がかかった(まだ、完全には慣れていない)」「たまにAFの動作がおかしい(気がする)」「(分かっていたけど)ファイルサイズが大きい」点です。

 ファイルサイズが大きい点については、「ViewNX2の不満」と言い換えた方が良いのかもしれません。D40を使用していたときと同じこと(RAW現像)を行なおうとすると、あまりの動作の緩慢さにイライラします。この点に関しては、考え方を切り替えることにより、最終的には問題がなくなりましたが。
 そもそも、私がD40を使用する際に、RAWファイル保存してViewNX2でRAW現像していた理由の1つは、ピクチャーコントロールを使用したかったからです。なので、ピクチャーコントロールが使用できるD7000では、「Jpegファイルでの保存でも妥協できる」と割り切りました……本当は、割り切れてないです。露出補正などをしたいときもあるので、理想はRAW現像なのですが、現実的な操作性を考えると、妥協せざるを得ませんでした。ちなみに、私が使用しているPCのCPUは「AMD Athlon64 X2 3600+」です(画処理するにはスペックが不足しているかもしれませんが、普通に使用している分には何ら問題はありません)。

 動作が緩慢な点については妥協しましたが、ViewNX2でいただけないのは、(相変わらず)大量のファイル(と言っても500枚程度)を移動すると、ハングすることがある点です。所詮は「無料ソフト」ということでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/11/07

「Nikon x MILLET 三脚ケースII」を購入しました

 一部のNikon製品では、購入してカスタマー登録すると、ニコンダイレクトで使えるオンラインクーポン(有効期限半年で、500円分)がもらえる「アンケートのお願い」メールが届きます。以前このアンケートに回答して、もらったクーポンの「使用期限のお知らせ」メールが届いたので、前々から欲しいと思っていたニコンダイレクトのオリジナル商品「Nikon x MILLET 三脚ケースII」と、一眼レフデジカメ用の「リモコン ML-L3」を購入してみました。

 「Nikon x MILLET 三脚ケースII」を購入する際に、もっとも気になっていたのが、「果たして、自分が持っている三脚が入るのかどうか」という点でした。というのも、ニコンダイレクトの商品紹介のページには、主な仕様として外寸が記載されているのみで、実際にどれくらいのサイズの三脚まで入るのかが分からなかったためです。
 私が所有している三脚は、ずいぶん昔に購入したスリックのマスターです。
 マスターの縮長65cmに対して、三脚ケースIIの外寸は72cm。問題ないと判断しての購入でしたが、意外にも余裕はほとんどありませんでした。
Nikon_millet_tripod

 スリックのマスターは、現在「マスターIII」という名称でサイズが見直された形で販売されていますが、これだと確実に入らないので、古い三脚で良かったです(いや、そういうことではないのですが…)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »